防犯カメラを設置しようと考えているけど、設置をする際に告知をする必要があるのかわからず、勝手に設置をしても良いか気になり設置を躊躇っている人がいると思います。
今回は、防犯カメラを設置する際に告知義務はあるかどうかや告知をした方が良いケース、プライバシー違反にならない防犯カメラの設置方法について解説していきます。
防犯カメラに告知義務はある?
一般的に防犯目的のために防犯カメラを設置する際には、利用目的が明らかであるため告知義務はありません。
防犯以外の目的で防犯カメラの映像を利用しようと考えているのであれば、告知した方が良いですが、基本的には告知をしなくても良いです。
戸建ての家に防犯カメラを設置する際には、告知が必要ありません。
防犯カメラの設置に告知した方が良いケースはある?
【店舗に防犯カメラを設置する場合】
飲食店などの店舗に防犯カメラを設置する際には、告知をする必要があります。そのような場所には、従業員を含む不特定多数の人が出入りするので、盗撮にならないように事前に告知をしておく必要があります。また、ロッカーなどの従業員だけが入るスペースに設置をしたい場合であっても、従業員のプライバシーを侵害してしまう恐れもあるので、告知をしておきましょう。お客さんに向けて告知をする義務はありませんが、盗撮などのクレームをつけられたくない場合は告知をしておくと良いです。
【防犯カメラで威嚇効果を発揮したい場合】
防犯カメラを設置することによって威嚇効果を発揮したい場合には、防犯カメラを設置していることを告知した方が良いです。嫌がらせを受けており、その防止をしたいのであれば、防犯対策をしているというアピールとして防犯カメラを設置していることを告知しましょう。単に防犯カメラを設置するだけではカメラの存在に気づかれない可能性もあるためです。
プライバシー違反にならない防犯カメラ設置の3つのコツ
先ほど説明したように、防犯カメラを設置する際に告知義務はありませんが、プライバシー違反には気をつける必要があります。ここでは、プライバシー違反にならない防犯カメラ設置のコツを紹介します。
防犯したい箇所のみを映す
プライバシーを侵害しないため、防犯をしたい特定の場所だけが映るように防犯カメラのレンズを向けるようにしましょう。隣家の一部分が映り込んでしまう場合には、事前にあくまで防犯目的であることを説明したり、「防犯カメラ設置中」というステッカーを貼っておくようにしましょう。
プライバシーマスクを設置する
防犯カメラにプライバシーマスクの機能がある場合には、その機能を活用するようにしましょう。プライバシーマスク機能とは、防犯カメラで映したくない箇所がカメラに映り込んでしまう場合に、黒塗りなどで隠すことができる機能です。この機能を使用することで、プライバシー侵害の心配をする必要なく、防犯のために必要な箇所だけを撮影することができます。
警察以外の第三者へ公開しない
防犯カメラで撮影した映像を、SNSなどの不特定多数の人が視聴可能な場所に公開しないようにしましょう。もし後悔してしまうと、個人情報の漏洩にあたってしまいます。しかし、自宅近辺で事件が発生した際、犯人特定の手助けとして警察にデータを共有する場合には、正しい手順を踏んでいるのであれば個人情報の漏洩にはあたりません。
まとめ
基本的に、防犯目的で防犯カメラを設置する場合には告知する必要がありません。告知をした方が良いケースは、不特定多数の人が通る場所に設置する際や威嚇効果を発揮したい場合です。ただし、防犯カメラを設置する際にはプライバシー侵害にならないように注意をする必要があります。
弊社では、訴訟の際に証拠として利用することができる映像を取ることができるカメラを提案することができます。また、警察の立ち会いのもとカメラを設置したことがあるのに加え、実際に防犯カメラで設置前に映像の画角をチェックするので、プライバシー違反にならない角度で設置することができます。カメラを固定する前に角度を調節するので、違反になる場所にはカメラを取り付けません。
防犯カメラを設置したいけど、プライバシー違反になるのではないかと思い躊躇っている方は、一度弊社にご相談ください。施工は穴を開けるという工法を使わないため、建物に負担がかかりません。さらに、商品はメーカーから買いそろえた業務用のものを使うので、セコムやアルソックとで同等の高性能のカメラを安く提供することができます。
防犯カメラを設置してみたいという方は、「こちら」からお気軽にお問い合わせください。