防犯カメラ事情
防犯カメラといっても様々な種類や形態のカメラがあります。
防犯カメラの形や種類についてご紹介します。カメラ選びの際に参考にしてください。
最近の防犯カメラ
カメラの画質は年々上がってきており価格も安くなってきています。
防犯カメラの映像と聞くと、画質が荒く動きもスムーズじゃないものを
イメージされる方もいらっしゃるかもしれません。
最近の防犯カメラの録画機能は昔に比べると動画としてなめらかに映るようになり、人物がはっきりと映るので犯人の特定などがしやすくなってきています。
また、コロナ禍の影響もあり人の体温が測れるAI機能搭載カメラや顔認証ができるカメラが法人のお客様には人気です。
戸建てのお客様でも空き巣やご近所トラブルの証拠を残すために夜間の映像が鮮明に映るカメラが人気です。
防犯カメラの形のちがい
ボックス型カメラ
一般的にイメージされるカメラで専用のハウジング(ケース)に入れて使用します。四角く細長い形をしているためカメラの存在が目立ちやすく不審者や犯人に対して心理的に警告を与えることができます。
ボックスをつけない場合は屋内でも可能ですが、屋外に設置されていることが多いです。
バレット型カメラ
筒状のカメラでボックス型カメラの派生タイプです。ハウジング(ケース)が一体となっています。
ボックス型同様、撮影していることがわかりやすいため防犯対策として屋外に取り付けられていることが多いです。
ドーム型カメラ
ドーム状になっているカメラです。カメラのレンズがどこを向いているかわかりづらく、丸い形をしているため威圧感を感じにくい形状です。
会社の受付やマンションのエントランスなど屋内に向いており、防犯カメラの威圧感を抑えたい場所に取り付けられていることが多いです。
コンビネーション型カメラ(PTZカメラ)
PTZとは、パン(Panoramac)の水平方向への首振り、チルト(Tilt)の垂直方向への首振り、ズーム(Zoom)のズームアップとズームアウトの略語です。一般的な固定カメラよりも広範囲の撮影が可能です。
遠隔から操作したいという方におすすめです。
録画方式の分類
HDDレコーダー録画
撮影した映像をレコーダーに保存するので、HDDが故障した場合はメンテナンスが必要です。保存できるデータ量が多いので長時間の録画に適しています。
クラウド録画
撮影した映像をクライドサーバー上に保存します。録画するにはインターネットに接続し続ける必要があり、回線が切断されると録画が止まってしまう場合もあるので注意が必要です。
SDカード
撮影した映像を一時的に保存する方法として使用されています。比較的安価であり取り扱いが簡単であるという反面容量が少ないため長時間の録画には適してはいません。
録画日数
マイクロSDのタイプは感知式である場合が多く、人通りの多い場所に取り付けていると1週間持たずに録画が切れてしまうことがあります。
レコーダータイプは設定によっては、画質を落としたり動画の滑らかさを調整することで録画日数を30日~90日に延ばすことが可能です。