無断駐車はコンビニだけでなく、店舗のオーナー、マンションの管理人など、駐車場に関わる人々にとって共通の悩みの一つです。こうした無断駐車の対策で効果的なものの一つが、張り紙の設置や警告、ナンバーを控えることです。ただし、これらを成功させるにはれっきとした手順を踏むことが必要です。ここでは、その手順についてそれぞれ説明していきます。

 

無断駐車の対策はどうしたらいい?

 

 

張り紙

張り紙は無断駐車対策の中で一番簡単な方法です。よくある張り紙としては高額の罰金の存在や通報を警告する内容のものがありますが、それだけでは無断駐車をする人にたいした影響を与えないことも、残念ながらありえます。そうしたときに張り紙の効果を高める方法の一つが、情報を小分けに出すことです。張り紙の文章内に「顧問弁護士」、「賠償請求」など無断駐車をした際にどのような制裁が取られるかを明確に記載しましょう。実際の顧問弁護士の名前を記載するのも、無断駐車をする側にリスクと罪の意識を考えさせるのに役立つため、オススメです。

 

警告

それでも無断駐車が止まらない際は、無断駐車をする車両の所有者を特定しましょう。弁護士の手を借りて警告文を書いたり、損害賠償の請求を行えば無断駐車を止めたりすることが出来ます。

 

ナンバーを控える

ナンバーを控える手順は以下の通りになります。

 

1:車種とナンバープレートの確認

写真を撮るのでも結構なので、無断駐車をしている車の特徴をはっきりと記録しておきましょう。

2:駐車日や駐車時間の記録

駐車場のカメラなどを使って、無断駐車し始めた日にち、駐車した時間、退出時間をチェックしましょう。これにより、その車がコンビニの利用客ではないことを明確にすることができます。こうした動画が、3個ほど用意できれば良いでしょう。

3:住所の特定

車種とナンバープレート、駐車日、駐車時間の情報がとれたら、顧問弁護士を通じて車両所有者の住所と氏名を特定しましょう。顧問弁護士は「23条照会」という法律を元に「管轄の運輸支局」から情報を得ます。最短1~2週間で車両所有者の情報が手に入るでしょう。

4:弁護士から所有者に警告文を送付する。

あとは、弁護士から所有者に向けて警告文を送付するだけです。

 

ナンバーを控えるという方法はこのような形で無断駐車の対策になります。

AI機能付き防犯カメラがおすすめ!

 

張り紙などの他にも、防犯カメラを設置することで無断駐車を阻止するという方法があります。その際に、最もオススメできる防犯カメラはAI機能付きの防犯カメラです。

 

AIカメラが普通の防犯カメラと最も違う所は、カメラに映った画像や映像をカメラに据え付けられた人工知能(AI)が解析するところにあります。AIは人間の代わりにカメラに映る人物が不審かどうかを判断する作業を行います。仮にAIが映像に映る人物を不審と判断した場合、無線機、トランシーバー、インカムへ即座に情報が通知されます。

 

AIボックスを設定したカメラを駐車場に設置すれば、車はカーナンバーをしっかりと捉えてくれるだけでなく、長時間駐車している車を感知し、アラームなどで自動的に警報を鳴らしてくれます。通知を店長の下に行くように設定したAIカメラを店舗に設置した結果、無断駐車をしている人物を見つけられたという実例もあり、無断駐車の対策に大きな効果があることが見込めます。

 

現在、事業所やコンビニ、店舗や企業がAIカメラを導入することが増えてきています。ただし、AIカメラの普及はまだ始まったばかりなので値段も他のカメラに比べたら少々高めに設定されています。

 

防犯カメラは張り紙の内容をより効果的に見せることにも役立ちます。例えば、ナンバーも撮れるような位置にカメラを設置すれば、張り紙を貼る際に「カメラでナンバーを控えています。カメラに保存されています」と警告することが出来ます。

 

まとめ

 

このように、無断駐車に悩んでいるオーナーや企業の方は沢山いらっしゃいます。無断駐車に対する対策は、張り紙や忠告など地味で長時間の我慢が必要になります。しかし、AIカメラを置いたり、ナンバーを控えたりするなどの対策は無断駐車に効果的且つ張り紙や忠告の価値を高めてくれます。

 

スリーボーダーではカメラ設置時にはどのように映像が映っているか、撮りたい箇所がとれているかをお客様に確認していただきながら設置工事を行います。

防犯カメラのご相談をお待ちしています。お問い合わせはこちらまで!

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