防犯カメラの普及率について
防犯カメラの普及率は全体で22%です。しかしながら、『費用や環境の制限が無ければ』自宅に防犯カメラを設置したいと思っている割合は58.2%と、費用や環境に関する問題がなければ防犯カメラを置きたいと思っている人々が一定数いることがわかります。
また、防犯カメラが設置してあることをどのように感じているかという質問では、「安心」を感じると答えた方が65.4%います。
一般家庭の防犯カメラ設置は推奨されている
一般家庭に防犯カメラを設置することにはいくつものメリットがあります。
一つ目は、証拠の記録ができることです。防犯カメラがあれば、泥棒や嫌がらせをしてくる人など、家に対して犯罪を働こうとする人の情報を記録することができ、犯人の逮捕につながります。
そして二つ目は、防犯カメラがそもそもの犯罪の抑止力になることです。防犯カメラは電気がつながっていれば24時間休むことなく完璧な周囲の状況を提供してくれます。そうした防犯カメラの監視力の高さは犯罪者たちに、「バレてしまうのではないか」という恐怖や不安、ためらいを与えることができ、うまくいけばそもそも犯罪をしようとする誘惑を断つことができるのです。
新築でカメラを設置するメリットと注意点
新築で防犯カメラを付けるメリットはたくさんありますが、同時に気を付けなければいけないところもあります。
まず、新築で防犯カメラを付けることの最大のメリットは配線を隠すことができることです。もともとある戸建てにいちから防犯カメラを設置することになった際は、配線を通すために外壁に穴をあける必要があります。この方法をとると配管がどうしても目立つようになってしまうため、家の見栄えの良さが失われてしまうかもしれないのです。
エアコン穴やダクト穴など、すでに家にある穴を使って施工をすることも可能ですが、新築の場合は建設中に防犯カメラの設置工事も同時に行うことができるため、配線を家に隠すことができるのです。防犯カメラの設置を頼むタイミングとしてはなるべく早めの段階で相談することがお勧めです。家の壁が完全に施工し終わる前に工事の依頼をすれば、外観に影響を及ぼさない方法で防犯カメラを設置させることができるのです。
また、防犯カメラ設置にも専門の業者がおりますので彼らに相談するとよりよい効果が得られます。彼らは防犯カメラがもっとも効果を発揮できる場所を見つけて設置することができ、その情報を教えてくれます。防犯カメラの設置経験があまりない電気屋さんですと、期待していた効果が得られないようなところにうっかり設置してしまう恐れがありますので、迷ったら迷わずに相談するようにしましょう。
注意点は大きく分けて4つあります。
一つ目は「用途に合わせた防犯カメラを選ぶ」ということです。
防犯カメラには用途に合わせたいくつもの種類が存在します。もっとも大きい分けられ方は防犯カメラが『屋内用』か『屋外用』かの二つで、よく屋外の防犯カメラのために屋内用のカメラを選んでしまったなどの失敗をしてしまうケースがよくあります。
このほかにもカメラによって得意とする環境、最高画質はまったく異なりますので、どのような用途でカメラを付けるか、どのような場所、環境にカメラを設置するかを踏まえたうえでカメラ探しをする必要があります。
二つ目は「メンテナンスを考慮する」ということです。
当たり前の話ですが、防犯カメラは機械で、時には故障して映像を録画できなくなってしまうことがあります。こうなった場合はメンテナンスや買い替え作業をすればすぐに録画を再開できるのですが、それがしにくい位置にカメラを設置してしまうと、修理は大がかりかつ長期にわたるものになり、防犯カメラのない不安な時間が伸びてしまいます。もちろんコストもそれに合わせて高くなるでしょう。このようなことから、防犯カメラは設置するまでではなく、設置した後も定期的なメンテナンスがしやすい場所などに設置するなどの対策を取る必要があります。
三つめは「死角をできるだけ減らす」ということです。
防犯カメラは機種によって撮影範囲がそれぞれ異なります。よって、いくつも防犯カメラを設置したとしても、機種や角度、設置した位置の影響でカメラに映らない場所=死角が多ければ意味がなくなってしまうのです。場合によっては強盗が死角を見破り、逆に盗みをするねらい目にしてしまう恐れもあります。防犯カメラを設置する際にはカメラの撮影範囲、見える角度、位置をしっかりと確認し、なるべく死角が生まれないように調節する必要があるのです。
四つ目は「撮影場所の明るさを考慮する」というものです。
防犯カメラが見えなくなってしまう原因の一つとして「明るさ」があります。撮影範囲が種類によって違うのと同様、撮影できる明るさは防犯カメラによって全く異なるのです。もちろん暗い場所でも撮影できるように、赤外線機能やデイナイト機能などのスペックを含んでいるカメラもあります。また、人や動物などの気配を察知して、自動で点灯するなどのライトなどもあるため、そうした周辺器具などを活用して防犯カメラの「明るさ」問題を解決しましょう。
新築カメラに適した防犯カメラは?
以上が防犯カメラの普及率、一般家庭での防犯カメラを設置することのメリットの紹介になります。
スリーボーダーではお客様の要望や予算にあわせて最適な防犯カメラをご提案いたします。
最後に私たちがお客様によく聞かれる質問の一つを紹介します。
Q.平均的に新築の設置費用はどのくらいかかるのですか?
お答えしますと、当社では価格帯30万円の一番高価なプランで設置を頼む方が多い傾向にあります。
というのも新築で防犯カメラ設置をする際、ハウスメーカーの方々が設置を手伝ってくれるなどのケースがあるのですが、ハウスメーカーさんが提示するカメラの値段と当社が提供するカメラでは同じ価格でも性能が全く異なるのです。
同じ30万円でも、当社のほうが高い性能を持ったカメラを提供できるなどのケースも頻繁にあります。
「この金額でこのカメラを提案されたのですが…」とお客様から相談をいただくこともよくありますので、防犯カメラ設置業者などに相見積もりを取ることをお勧めします。
もちろん当社への相談も大歓迎です!新築の防犯カメラ設置でお困りのお客様は、ぜひ我々にご相談ください。