近年街中には防犯カメラを設置している場所が増えてきました。防犯カメラはその名の通り防犯のために設置されているカメラなので、夜間であっても鮮明な映像を撮ることができなければいけません。そこで、この記事では夜間の防犯カメラの種類や機能面で見るべきポイント、夜間カメラを設置する際の注意点について解説します。
2種類の夜間対応の防犯カメラ
【赤外線暗視型防犯カメラ】
肉眼では見えない「赤外線」を照射し、暗い場所であっても白黒ではありますが撮影をすることができるカメラです。夜間の撮影ができるだけではなく、日中であっても赤外線照明をオフにして通常のカメラと同様に撮影をすることができます。屋内外ともに、防犯カメラとしては赤外線暗視型防犯カメラが主流です。しかし、照射距離が長すぎると近い場所が白飛びしたりするので、用途に合わせて選ぶようにしましょう。
【微光監視型防犯カメラ】
光に対し感度が高いので、少しの光しかない場所であったとしても、撮影をすることができる防犯カメラです。このカメラは赤外線暗視型防犯カメラと違い、夜間であってもカラーで撮影をすることができます。しかし、光が全くない場所では撮影をすることができないというデメリットがあります。
夜間の防犯カメラで見るべき4つの機能
【照射距離(IR)】
夜間でカメラを使用するのであれば、IR(照射距離)が最重要になってきます。距離は長い方がよく、20メートル以下のカメラはあまりオススメしません。IRは最低でも20メートル以上であるカメラを選びましょう。
【動体検知機能】
人が通ったり何かが動いたりして映像内に変化があったことを感知する機能です。この機能がついているカメラには、「人が来たことを教えてくれるカメラ」と「人が来た時だけに録画をするカメラ」の2種類があります。
この2つのうち、「人が来た時だけに録画をするカメラ」は防犯性能が弱いので注意が必要です。
【音声取得機能】
マイクが付属しているカメラであると、音声取得をすることができます。人と応対する場所にカメラを設置するのであれば、この機能はあったほうが良いかもしれません。例えば、受付や歯医者などに設置されているカメラにはこの機能が付いていることが多いです。しかし、夜間の場合は優先度が低い機能です。
【人感センサーライト機能】
屋外に設置されているカメラに多く搭載されている機能で、人を感知した際に付属のライトが点灯する機能です。通りすがりの人に監視をしているということをアピールすることにつながります。しかし、性能が弱いカメラについていることが多い機能なので、センサーライト機能がついているカメラは避けた方が無難でしょう。
【場所別】夜間対応の防犯カメラの選び方
【明かりがある場所】
明かりがある場所に防犯カメラを設置するのであれば、微光監視型防犯カメラがオススメです。明かりがある場所であればカラーで撮影をすることができるので、防犯性能を高めることができます。赤外線暗視型防犯カメラであってもカラーの技術は進んでいますが、鮮明な色彩まで記録をしたい方は微光監視型防犯カメラを選ぶことをオススメします。
【真っ暗な場所】
真っ暗な場所に防犯カメラを設置するのであれば、赤外線暗視型防犯カメラがオススメです。近くに明かりがない場所であっても、赤外線暗視型防犯カメラであれば撮影をすることができます。モノクロの映像にはなってしまいますが、しっかりと撮影をすることが可能です。
夜間対応の防犯カメラを設置するときの3つの注意点
【IRが20メートル以上のカメラを選ぶ】
赤外線暗視型防犯カメラであると、カメラが照射をすることができる赤外線の距離までしか撮影をすることができません。一般的に多い照射距離は20〜30メートルですが、中には20メートルよりも短い距離のものがあるので、それは選ばないようにしましょう。購入をする際には、赤外線の照射距離をしっかりと確認するようにしましょう。
【屋外に設置するならIP66のカメラを選ぶ】
屋外に設置をする場合には、防水防塵機能が高いカメラを選ぶようにしましょう。IP66の防犯カメラであれば、防水防塵の保護特級が高いので、雨や埃が多い環境であっても利用することができます。
【防犯カメラが設置してあることをステッカーで周知する】
防犯カメラを設置した場所の近くに、「防犯カメラ作動中」や「防犯カメラを設置しています」などといったステッカーを貼っておくことをオススメします。
ステッカーを貼ることによって得られる効果は以下の通りです。
・被撮影者のプライバシーを侵害する場合があるので、撮影を周囲に告知するため
・防犯意識をアピールすることで不審者を牽制するため
まとめ【夜間撮影に最適な防犯カメラならスリーボーダー】
ここまで、夜間の防犯カメラの種類や設置をする際に注意すべきポイントについて解説しました。まとめると、明かりがある場所では「微光監視型防犯カメラ」の方がおすすめで、真っ暗な場所では「赤外線暗視型防犯カメラ」の方がおすすめです。どちらの防犯カメラの方が適しているのかは、個人だけで判断するのは難しいと思います。
弊社では、設置をする前に実際のカメラでテストをするので、その環境でしっかりと撮影できるかどうかを確認することができます。さらに業務用のメーカー商品をメーカーからロットで卸してもらっているため、セコムやアルソックで売られている防犯カメラと同等の高性能な防犯カメラを安価にご提供可能です。中には10万円くらい安くなる防犯カメラもございます。
スリーボーダーは最適なカメラをご提案します。まずはお気軽にご相談ください。
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